【必見】生き方がわからないHSS型HSPの方へ伝えたいこと

HSP

どうも、プリモンです。

私も当事者(HSS型HSP)であるがゆえに、生きることにとても苦悩している。

もちろん、今も生き方の答えが見つかったわけではない。

しかし、本気で自分の人生と向き合ってきたからこそ、方向性が見えてきた。

今回はプリモンの体験談と考え方を踏まえつつ、HSPの概要や特徴、生き方のヒントについて伝えていく。

  • HSP気質がある人
  • HSS型HSP気質がある人
  • どのように生きていけばよいかわからない人
  • HSPについて知りたい人
  • 身近にHSP気質の人がいる人

におすすめ。

この記事で伝えたいことは……

自分自身の特性を知る。本当にやりたいことを見つける
まず、HSPという特徴を知った上で、しっかり受け入れないことには何も始まらない。
プリモン自身は、HSPという概要や特徴を知ったおかげで心が救われ、今までのモヤモヤが晴れた。
モヤモヤが晴れたおかげで前を向くことができ、自分の人生(生き方)について本気で考えるようになった。
この記事が少しでもあなたの人生を変えるきっかけとなれば幸い。

HSPとは

HSP(エイチエスピー)とは「Highly Sensitive Person」の略で、「敏感すぎる人」や「とても繊細」という特性を持ち合わせた人のこと。

もう少し具体的に説明すると、「少しの刺激でも強く反応してしまう『感受性の鋭い人』」のこと。

最近では、「繊細さん」とも呼ばれている。

HSPの感受性の鋭さは、生まれ持った気質であり、生涯変わることはない。

HSPの基本特性

HSPの基本特性については、以下のとおり。

D「深く処理をする」

O「過剰に刺激を受けやすい」

E「感情反応が強く、共感力が高い」

S「ささいな刺激を察知する」

以上の4つ。

HSP気質を持つ人(繊細さん)は、全てに当てはまる。

4つのうち、1つでも当てはまらない人は、おそらくHSPではない。

ちなみにプリモンは、すべての項目に該当。

人よりも刺激に敏感で、音や光、ニオイ等に必要以上に反応する。

他人の言動や感情に振り回され、疲れやすい。

また、HSPは「内向型」と「外向型(HSS型)」の2種類ある。

HSS型HSP

 

HSPの4分類

HSP(繊細さん)は、内向型タイプの印象を強く受けるが、外向型タイプも存在する。

刺激に弱いはずなのに、なぜか刺激を求めてしまうHSS(High Sensation Seeking)型HSP。

先程は、HSPにも2種類あると述べたが、正確には4つに分類される。

刺激を求めない内向型HSP(非HSS型HSP)

一般的なHSP気質を持つ人。HSP人口の約70%が該当。

内向的で刺激に敏感、刺激に対してネガティブな傾向。

1人を好みやすい。

刺激を求める内向型HSP(HSS型HSP)

HSP人口の中では、少数派。

好奇心旺盛で安全性が確認できれば、何事にも挑戦的。

社交的とは限らない。好奇心がわいた人との関わりは好む。

刺激に敏感で繊細なところは同じ。刺激に対してポジティブ傾向。

刺激を求めない外向型HSP(非HSS型HSP) *HSE(社交的なHSP)とも言われる

こちらもHSP人口の中では、少数派。

社交的で人との交流は好むが、人との関わりが多い分ストレスをためやすい。

人当たりはよく、積極的に刺激は求めないため、大きなリスクは侵さない。

人から否定されることに極端に恐れる。

刺激に敏感で繊細なところは同じ。

刺激を求める外向型HSP(HSS型HSP) *HSS型HSEとも言われる

外向型HSPのほとんどがこのタイプ。

好奇心旺盛で積極的。活動的でまわりの人にも気を配ることができる。

一見は、社交的でタフな人に見られる。頼りにされ、リーダーシップがとれる。

しかし、実際は見えていないところで疲れ切り、傷付く。刺激に敏感で繊細なところは同じ。

また、熱しやすく冷めやすい。興味のあるものにすぐ飛びつくも警戒心が強く、不安になると諦めがち。

 

プリモンは、完全に「刺激を求める外向型HSP」(以下HSS型HSP)に該当。

ちなみに、HSS型HSPは「かくれ繊細さん」とも呼ばれている。

HSS型HSPの特徴

ここからは本タイトルでもある「HSS型HSP」に焦点を絞っていく。

HSS型HSPはいわゆる「かくれ繊細さん」のため、一般の人からはもちろん内向型HSP(繊細さん)の人からもなかなか共感してもらいにくい。

それゆえ、生きづらさが増すばかり。

ここからは、少しでも楽に生きるための方法(きっかけ)をあなたに届けたいと思う。

HSS型HSPの特徴

・刺激は求めるが、外に出るととても疲れる

・やってみないとわからないが、いろいろ想像すると踏み出せない

・やる気満々で物事に取り組んでも、飽きやすくゴールにたどり着かない

・はたから見ると元気で社交的だが、本当は違う

・冷静に見えて、実はイライラ・ドキドキ・ヒヤヒヤしている

・人とすぐに仲良くなるが、少しすると距離ができる

・ハイテンションなのに、小さな発言にクヨクヨ悩む

・自虐ネタを披露するのに、いじられると傷つく

・大胆なくせに、小さなミスを後悔する

・好奇心が強いけど、警戒心も非常に強い

・自己肯定感は低いが、心のどこかに自信もある

*時田ひさ子氏が代表を務める「HSP/HSS LABO」のサイトより引用・要約

一言で例えると、「アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態」という矛盾が生じている人。

HSS型HSPの強み

  • 好奇心旺盛で行動力がある
  • 刺激に対して比較的ポジティブ
  • 社交的で明るく気配りができる
  • リーダー気質がある
  • 興味関心の範囲が広い
  • 良くも悪くも警戒心が強い

HSS型HSPの弱み

  • 人と交流が多い分、傷つく頻度や疲れ度合いが高い
  • 熱しやすく冷めやすい(継続しにくい)
  • 自分が思っているよりメンタル弱く、自己肯定感が下がりやすい

 

「HSS型HSPの強みと弱み」をきちんと理解することで、これからの生き方のヒントとなる。

もちろん、すべてが解決するわけではない。

私自身も辛いと思うことは、まだいくつもある。

特に(個人的に)生きづらさを感じる瞬間とは、

「心が行動に追いつかない時」

「ひとりの時間が作れない時」

このときは、本当にしんどさが倍増。

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HSS型HSPはどのような生き方をすればよいか

一人ひとりの人生(生き方)は異なる。

もちろん、正解なんてない。その時の状況によって対応策も変わってくるだろう。

ここでは、HSS型HSPの特徴を踏まえた上での悩みやその対処法について例を挙げていく。

心が行動に追いつかない時

好奇心旺盛で、興味・関心の幅が広いHSS型HSP。

思い立って行動してみるも、上手く行かずまわりの人から傷つくことをチクチク言われる。

不安になり、自己肯定感が下がり、最後は諦めてやめてしまう……。

私もたくさん失敗してきた。例えば、株式投資や仮想通貨、副業、家業など。

もちろん、すべて始める前は関連書籍やセミナー、研修会などでたくさん知識を詰め込み、計画を立ててイケると判断して行動開始。

根拠のない自信はあったが、常にドキドキとモヤモヤと投げ出したくなる気持ちがつきまとった。

結局、上手く行かず。まわりからチクチク言われ続け、挫折を繰り返してきた。

失敗よりもまわりからのチクチクに耐えきれず、行動をやめてしまった自分が嫌になった。

心が行動に追いつかない時の対処法

まわりの声を気にしない。自分が納得できるまで深く考える。考え抜いた上で、心からやりたいと思えることは自分を信じて行動し続ける(生きがいとなる)。

私もたくさん挫折してきたが、やり方を変えて再度始めたり、計画を練り直してもう一度事業に挑戦したりしている。今だったら、まわりからチクチク言われても動じない。

心がすり減りすぎている場合(すり減っていなくても)、睡眠をしっかりとって休む(7~8時間)

ひとり時間が作れない時

HSS型HSPは社交的な人が多い。そのため、人と関わる機会が多く、精神的に消耗してしまう。

人と関わる機会が多い分傷つく頻度も多く、ストレスを抱えることも少なくない。

だけど、人と関わりたい(もしくは関わらざるをえない)。そして傷つく。負のループ。

仮にひとりの時間を少し確保できたとしても、傷ついた分を回復させるだけの時間がない。

最悪、心を病んで仕事・家庭に支障がでることも……。

私の本業は、常にスタッフと連携し多数の利用者を相手にしなければならないため、ひとりの時間がまずない。

家に帰っても家族(子供2人)がおり、家事・育児も分担しているため、ひとりの時間はなかなかとれない。

ひとり時間が作れない時の対処法

仕事場では、「トイレ」を上手く活用(仕事内容によっては難しい人もいると思うが)。

私の場合、人目を気にせず抜け出せる時間を把握しルーティン化。とりあえず、「トイレにこもる」。

お腹が弱いキャラを演じて、小刻みにひとり時間を確保。できるだけ、疲れきる前に回復しよう。

また、昼休みも極力ひとりで過ごせるように、自車内で休憩。会社に休めるスペースがあるのであればベスト。

家庭では、妻(夫)の協力が必須。お互いに自分の時間ができるように家事・育児分担の調整。

また、持ち帰り仕事はしない、極力スマホ・パソコンは見ない。

HSP気質を持つ人にとって、ひとり時間は必須

本当の自分とまわりから見える自分のギャップに悩む時

本来は自分は繊細で傷つきやすいのに、活動的になりすぎてしまうため、「いつもポジティブでエネルギッシュ」など、真逆の印象を持たれがち。

誰にも理解されないという悩みをいつも心に抱いている。

実は、元気に動き回っていたと思ったら、みんなが見てないところで電池切れかのようにぐったり。

本当の自分とまわりから見える自分のギャップに悩む時の対処法

本当の自分をさらけ出す。これに限る。

いきなり、全部さらけ出すのではなく、まずは信頼できる身内や友人、仲間(同僚)などから。

あとは自然とまわりに定着してくる。時間をかけてあなたを知ってもらう。特に弱い部分。

また、無理をして苦手なことに取り組まなくてもいい。まわりの人を上手く頼ろう。

素の自分のままで働けるようになると、心身ともにかなり楽。

自分を認めてくれない苦手な人とは距離を置いて、相性の良い人と付き合おう。

 

さいごに

HSS型HSP(かくれ繊細さん)はエネルギッシュで活動的な裏で、「すごく疲弊している」「じっとしていられない」「熱しやすく冷めやすい」などの特徴がある。

一見すると発達障がい(ADHD) のようにも映るため、自分は発達障がいと思い込む人も少なくない。

誰でも発達障がいの特性の1つや2つは持ち合わせている。

その特性がずば抜けて、生活に支障をきたすことで初めて障がいと認定される。

確かに似ている部分もあるが、HSS型HSPには発達障がいのように「注意散漫」や「空気が読めない」という特性はない。

ひとつのことに向き合うのであれば、ミスもなくしっかりパフォーマンスを発揮できる。社会にも適応できる。

しかし、職歴を見ると転職を繰り返している場合が多い。

理由は、「すごく疲れてしまい、会社に行けなくなった」「(今の仕事内容に飽きたので)新しいことに挑戦したい」など。活動的な裏では、すごく疲弊していたりと気質が顕著に出ている。

発達障がいの他には、「刺激を求めて活動的になった後はダウンしてしまう」など感情(気分)の起伏が激しく、操(そう)状態とうつ状態を繰り返す「双極性障害」の特徴と重なるところもある。

そのため、HSS型HSPの中には「自分は精神疾患を抱えているのではないか」と悩むことも多々ある。

もしそのようなときは、子どものときはどうだったか思い出そう。

今の悩みや気質が子どもの頃から示しているようであれば、HSS型HSPの可能性は十分高い。

 

現に、私は30代にして、すでに転職を4回経験している(闇雲に転職しているわけではなく、前向きな理由で転職)。

転職を繰り返す中で様々な地域に住み、新しい仕事の経験を積み重ねる。

「自分が本当にやりたいことはなんだろう?」

「自分の大切な人たち(家族、友人など)を幸せにするためにはどうしたらいいだろう?」

「自分の人生を振り返ったとき、『良い人生だった』と後悔しないためにはどうしたらいいだろう?」

HSP特有の「深く考える(追求する)」を発揮しながら、常にベストな選択をしてきた。今、人生を振り返っても後悔はない。

この先もやりたいこと、成し遂げたいことが頭の中で形となってきている。今できることに全力で取り組むだけ。

このブログ『繊細パパの教科書』もそのひとつ。

似たような境遇で困っている人たちに少しでも良い情報が届けられるようにこれからも発信!

ばいびー

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