どうも、プリモンです。
近年、よく耳にする「人生100年時代」という言葉。
読者のみなさんは、今後どのような未来がくるのか想像できるか?
もちろん誰ひとり、未来のことについて正確な予測をできる人はいない。私もわからない。
しかし、専門家による科学的根拠に基づいた様々な予測は少なからず、参考になる。
科学的根拠のあるデータを見極め、今後生じてくるであろう問題に対して、まずは最低限の備えをしておく必要がある。
例えば、現役世代が抱える大きな不安要素のひとつ「定年後の生活(老後生活)」について。
- 人生100年時代、どのように生きていけばいいかわからない人
- 老後生活に不安を抱えている人
- 老後資金について知りたい人
- 豊かな人生を築きたい人
- これからの働き方について知りたい方
におすすめ。
この記事で伝えたいことはずばり…
人生100年時代の先にある「老後生活」
現時点で、定年後に必要な老後資金は、「約3000万~3500万円」と言われている。
現在の平均寿命は、「80~85歳(女性>男性)」。
仮に、今の現役世代の定年が70歳となれば、老後生活は10~15年間。
贅沢な暮らしをしなければ老後資金は3000~3500万円で何とかなる。
しかし、西暦2000年以降に生まれた子供たちの約半分以上が、100歳以上生きる可能性が高いことがわかっている。
現在、20代・30代の方も100歳近くまで生きる可能性は十分にある。
定年が70歳で100歳まで生きるとすると、老後生活は30年間となる。
生活費が月々25万円必要と仮定する。
単純に計算すると、
月250,000円×12ヶ月=年収3,000,000円
年収3,000,000円×30年間=老後資金90,000,000円+α(約1億円)
実際には、「9000万~1億円」までの大きな資金は必要ない(一般人には非現実的)と思う。
現に、今の高齢者でも3000万円以上必要と言われているが、資金がほとんどない方でも、最低限の老後生活(衣食住)は送れている。
とはいっても、今の生活水準を落とさないで老後生活を送ろうとすると、3000~3500万円の老後資金では足りない。
では、この問題に対してどのような対策を行うべきか。
人生100年時代の「賢明な生き方」
はじめに、結論を述べておく。
- できる限り70歳まで働く
- 70歳からの年金受け取る
- 定年退職までに2000万円は確保
- 住宅ローンはできるだけ完済しておく
- 完済できなくても住宅ローンと資産が同じくらいあればよい
- 年金の受け取りを繰り下げる手もある(受給額増) *注意:一定の収入を超えれば、税金がかかってくることもある。
配偶者がいる場合の賢いやり方は、妻の年金受け取りだけを繰り下げる。女性は長生きする可能性が高い。
特に、妻の所得が低い場合はおすすめ。そして、夫は65歳から受け取る。
年金の払い残しがある場合、65歳以降も払い続け、満額を目指すことをおすすめする。
人生100年時代を向かえる現役世代の「働き方」
- 何よりも、生涯学習が重要
- 異分野の仕事の学び直し
- 副業が当たり前になる
- 副業が学び直しになる
この背景には、
・大企業の早期退職募集が増えている
・終身雇用制度が崩れ始めている
できるだけ、複数の収入源を持っておくことが重要となる。
若いうちから副業や資格の取得を目指して、会社員とは別のもう1人の自分を作っておくこと。
【必見】HSS型HSPの飽き性を強みに変えて、副業で楽しく稼ぐ方法
キャリアコンサルタントになるための養成講習と国家資格のメリットとは?
さらに、これからの時代は「人脈(コネクション)」と「コミュニケーション力」が重要となってくる。
若い時から副業やボランティアで、「自分の役立つ場所」、「自分を必要としてくれる人」を作っておくことが大切。
現在は、「スペシャリスト」が重宝される傾向にあるが、1周まわって「ジェネラリスト(パラレルキャリア)
が求められる時代が再来するかもしれない。
「副業する時間(労力)なんてないよ!」という方は「共働き」が理想。
共働きの上、夫婦ともに副業をかけあわせたら、もう最強。
もちろん,個人だけの努力ではなく、社会制度を整えてもらう必要もある。
「人生100年時代の働き方」をもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も併せて読むことをおすすめする。
【繊細さん必見】人生100年時代、後悔しない生き方<やることリスト>
人生100年時代の「資産形成」
若いうちから老後資金を形成していくことが重要。
これだけはやっておいた方がよい。
- つみたてNISA
- ideco(確定拠出年金)
詳しい説明は省くが、資産形成を行う上で大切なポイントは以下の通り。
- わからない金融商品には手を出さない
- 手数料が安い商品(口座)を選ぶ
- インデックス投資
とりあえずこの3つは押さえておこう。
教育資金は「学資保険」より「つみたてNISA」「ジュニアNISA」!?
さいごに
「人生100年時代の生き方」について述べてきたが、最後に重要なことを伝える。
現役から老後に至るまでで最も大事なことは、「心身ともに健康でいること」が何よりも重要。
・メンタルヘルス
・生活習慣病
・認知症
など日常の生活から十分に気をつけよう。
特にメンタル疾患や生活習慣病からくる大病などは、今後の人生に大きく影響してくる。
体調を崩してしまえば働けなくなり、お金も稼ぐことができず、資産形成どころではない。
また、認知症や歩行不能になると、大幅に老後人生の質が下がると言われている。
ぜひ、上記のことを頭の片隅に置いとくこと。
家族も大事だけど、何よりも自分自身を大切にしよう!
ばいび~