繊細ママパパのあるある【家事編】
困りごと
- 日中、家にいると色んなことに気がついてしまい、あれもこれもとなる
- 完璧主義傾向がゆえに、常に家の中をきれいに整えておきたいという気持ちが強くなる
- 家事の役割分担をするも、パートナーのやり方やペースが気になり、先走ってしまう
結果、「疲弊」。
繊細さんの長所(短所)でもある「細かいところまで気づく」「空気を読んでしまう」「優しさ」「完璧主義(傾向)」がかえって、家事・育児を苦しめてしまう。
夫婦ともに育休をとっているのであれば、家事・育児は役割分担した方が断然良い。お互いに負担が軽減され、時間もとれる。
パートナーの協力が得られにくい時は、両親(特に母)や親戚、ご近所さんなどの協力は得られないか検討。金銭的に余裕があるのであれば、外注や時短家電もあり。
しかし、家事・育児を分担しても「大変」「しんどい」と感じることが多々ある。
この家事・育児を「女手(男手)ひとつ」で育てたママパパは本当にすごいと思う。夫婦2人で育てあげるだけでもすごいこと。
(男性側)育休をとって良かったと思うことのひとつに、「家事・育児の大変さを身にしみて体感することができたこと」。
ぜひ、世のパパ方には育休をとってもらい、「家事・育児の大変さ」「家族との時間」「自分(家族)と向き合う時間」を味わって欲しい。
話が少しそれてしまったが、今回は「家事」をテーマとして体験談を踏まえ、述べていこうと思う。
繊細さんの家事の困りごとについては、「環境設定(仕組み化)」と「マインドセット」で解決。
対処法
仕事をしている時は、ちょうど子どもを寝かしつける時間だった。そのため、家事はある程度済んでおり、家の中も子どもが遊んだあとのおもちゃが散らばっているくらいだった。ちなみに、子どもは2人(上の子2才、下の子0才)。
「日中、家にいると色んなことに気がついてしまい、あれもこれもとなる」の対処法
育休に入って日中、家の中で過ごしていると「床には食べかすいっぱい」「洗濯の山」「子どもたちは泣き叫ぶ」「上の子はイタズラをする」「おもちゃが床に散々」など、やることがいっぱい。
繊細さんは、マルチタスクが苦手。同時にたくさんのこと(課題)を処理しようとすると、テンパってしまう。
家の中だからそこまでテンパることはないが、どれから手をつけようか考えるだけで疲れる。
そこで、おすすめするのが「ルーティン(スケジュール)化」。
まずは、確実に終わるものから片付けていく。不確実で、キリがないものは後回しにする(優先順位を下げる)。
例えば、「洗濯は9~10時」「昼食は12~13時」「掃除は午後(おやつ後)」「夕食準備(16~17時)」「入浴(17~18時)」と避けれない家事は、大まかに目安時間を決めておく。
各時間に起こる不確実なもの「子どもの癇癪(危険性なし)」や「散らかったおもちゃ・食べかす」などは、心を無にして後回し。確実に終わるものから片付けていく。
繊細さんにとって、かわいい子どもの泣き声でも長く続けば、かなりストレスとなる。
泣いている原因がわかっており、すぐに対処できる場合はそちらを優先しても良い。また、危険な行為をしている時は、即座に対応。
おもちゃや食べかすは、片付けても片付けてもキリがないため、夕方あたりにまとめて対応。
寝る前や朝起きて、部屋がきれいだったら、心(気分)もスッキリして眠れる、朝気持ちよく起きれる。
「完璧主義傾向がゆえに、常に家の中をきれいに整えておきたいという気持ちが強くなる」の対処法
家の中が散らかっていると、たくさんのものが視界に入る。視覚情報がたくさん入るだけで、繊細さんは疲れてしまう。
そのため、繊細さんとしては、できるだけ部屋はきれいにした状態で維持しておきたいところ。
自分ひとりの場合は実行しやすいが、パートナーや子どもがいる場合はそう簡単なことではない。
繊細さんやパートナー自体も「整理整頓」が得意というわけではない。子どもなんて整理整頓の概念さえない。
自分以外の人は、決してコントロールできない。自分の考え方(価値観)を柔軟に変えるしか方法はない。
上記でも述べた「寝る前や朝起きて、部屋がきれいだったら、心(気分)もスッキリして眠れる、朝気持ちよく起きれる」など、自分自身の最低ラインを決めておく。
これさえクリアできていたら、あとは日中散らかっていようとかまわないと「割り切ってしまうこと」がポイント。これができるようになるとかなり楽になる。
最初は、気持ちがモヤモヤしたり落ち着かなかったりするが、人間慣れてくるもの。
だからといって、散らかし放題にしておくと、後々の片付けが大変になる。そのため、パートナーや子どもには、せめて「元々あった場所に戻す習慣」を身につけてもらいたいところ。「ものを持ちすぎない生活」もおすすめ。
「家事の役割分担をするも、パートナーのやり方やペースが気になり、先走ってしまう」の対処法
家事分担をするも、パートナー担当の家事(タイミングや方法)についてはコントロールできない。
繊細さんは、細かいところまですぐに気付き、目配り・気配りができる。優しさ(思いやり)のあまり、ついつい手伝ってしまう傾向。
この素晴らしい気質が、仕事でも家庭でも自分自身を苦しめてしまう。
ここでも、大切なことは「割り切ってしまうこと」。
パートナーも元々は他人。生まれ育った家庭環境も違えば、その家庭ならばの方法やこだわりも異なる。
人は、今までに生きてきた過程(体験)の中で作りげられたもの。そう簡単に、人は変われない。
例えば、パートナーが洗濯担当で午前中までに済ませることになっているとする。
人によっては、早く終わらせようとする人もいれば、ギリギリに済ませようとする人もいる。
そのため、パートナーを信じて11時59分まで待ってみよう。明らかに忘れているのであれば、さり気なく伝えることが大切。
決して頭ごなしに、「まだ洗濯してないの」「はやく洗濯して」と伝えてはダメ。
また、家事分担するにあたって「思いやり」は大切。あきらかに、パートナーが体調不良だったり、忙しそうだったら手伝ってあげる。
「家事分担しているから、絶対に担当分はしてよ」では上手く続かない。
やり方やタイミングは異なるにしろ、行き着くところ(洗濯物を洗って、干して、たたむ)は同じ。
明らかに間違った方法や時間にルーズな場合は除いて、「細かいことは気にしない」。
そうすれば、ついつい先走って手伝うこともないし、家事分担もうまくいく。
まとめ
育休中(育休問わず)に、夫婦で家事をスムーズにすすめるためのポイント4つ。
・「目安(時間やルール)をつくる」
・「優先順位を決める」
・「割り切る」
・「思いやる」
冒頭でも述べたが、上記のポイントに加えて「時短家電」や「外注」に頼ることも立派な戦略。
時短家電というと、「ドラム式洗濯乾燥機」、「ロボット掃除機」、「食洗機」が代表。
そのほかにも、「スマートリモコン」、「コードレス掃除機」、「衣類乾燥除湿機」、「布団乾燥機」、「電気圧力鍋」などもある。
いかに効率よく家事をこなして、余った時間を有意義に過ごすかが重要。
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参考になれば、幸い。
ばいびー