どうも、プリモンです。
はじめての子育ての場合、「赤ちゃんの成長の目安(以下、発達)」や「お世話の仕方がよく分からない」という方は多いのではないか。
「うちの子は順調にすくすくと育っているのか?」
「いつからうちの子は首がすわるのか?」
「このような時どう対応したらいいのか?」
といった赤ちゃんの成長やお世話について何が正解かわからないママパパは多い。
発達のスピードには個人差があるため、多少遅かれ早かれ気にする必要はない。
しかし、一般的な発達段階を知っておくことは大切。
「どのように赤ちゃんは発達をするのか」、「どのような対応をしたらよいのか」と大まかに知っておくだけでも、よりいっそう子育てが楽しくなる。
今後、「赤ちゃんの発達シリーズ」として各月齢に分けて、わかりやすく解説していく。
初回は、「新生児(生後0ヶ月)の発達とお世話のポイント」について紹介。
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では、さっそく本題へ入ろう。
新生児(生後0ヶ月)の発達
ママのお腹の中から外の世界に生まれた赤ちゃんは、今までに見たことも感じたこともない新しい環境で過ごすことになる。
生後0ヶ月の赤ちゃんは、「日中は起きて、夜間は寝る」という規則正しい生活はまだできない。
これから成長するにつれて、食事や睡眠などの生活リズムが整ってくる。
生まれたての赤ちゃんは、生活リズムが不規則なため、ママもパパも大変。寝不足は覚悟しよう。
この時期は、夫婦2人で協力し合って、赤ちゃんのペースに合わせてお世話しよう。
新生児(生後0ヶ月)の赤ちゃんの運動(身体)発達
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で好きな姿勢をとることができない。
なされるがままの姿勢で過ごすしかない。
基本的に生まれたての赤ちゃんは、手足を引っ込めて丸くなる傾向。
この姿勢は、「子宮の中にいた姿勢」に由来していると言われている。
あおむけ
生まれて間もない新生児の基本的な姿勢は、「あおむけ」。
体で支える面(頭、背中、肩、腕、足など)が広い分、「姿勢の安定」をもたらしてくれる。
胎児の間は、丸まった姿勢ばかりだったので、体を伸ばす動きが必要となってくる。
そのため、姿勢が安定しやすい「あおむけ」で、手足を動かして身体を徐々に伸ばしていく。
生まれてすぐは、手足の動きは少ないが、数日後には手足の曲げ伸ばし運動が徐々に見られてくる。
新生児のあおむけの特徴として、「左右非対称」であることが挙げられる。
この時期は、まっすぐな姿勢(頭・体をまっすぐ)を保つことができない。
まだ、十分な筋力が得られていないことから、まっすぐになることが難しい。頭は一方(左右のどちらか)に傾いた状態で過ごすこととなる。
うつぶせ
うつぶせは、頭が一方を向き、手足を引っ込める状態となる。
瞬間的に、頭が持ち上がることもある。
しかし、新生児期のうつぶせは「窒息の危険性が高い」ため、原則あおむけで寝かせるようにする。
おすわり
生まれたての赤ちゃんは、もちろん、おすわりはできない。
首がすわっていない状態で、無理におすわりをとらせようとすることは、今後の発達においても好ましくない。
早くおすわりして欲しい気持ちはわかるが、まずは首がすわることを気長に待とう。
新生児(生後0ヶ月)の赤ちゃんの認知(脳)発達
これから話すことは、「五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通して発達していく脳」のこと。
昔は、「生まれたばかりの赤ちゃんは目が見えず、耳も聞こえていない状態」と言われていた。
しかし、現代の進歩した医学の研究により、今までの常識が覆されてきた。
代表的な例としては、赤ちゃんの「聴覚」。
読者のみなさんも聞いたことがあるかもしれないが、赤ちゃんは「胎児の頃から音(声)が聞こえている」と言われている。
聴覚は、生まれてから飛躍的に発達していく。
視覚については、まだ輪郭まできちんと見えていない(視力0.03から0.05)。
徐々に、近くのものは見えてくる。
そのため、抱っこしている時は、抱っこしている人の顔をまじまじと見るようになる。
特に、白黒のコントラスのはっきりした対象物(目など)はじっと見る傾向にある。
生まれてすぐは、まだ脳が未発達であるため、立体的にものを見たり、色の認識などは難しい。
ある程度、頭を安定させることができるようになれば、動きのあるものに対して「目で追いかける(追視)こと」も可能。
このように、物・人をじっと見たり、追いかけたりすることによって脳が発達し、様々な行動ができるようになる。
新生児(生後0ヶ月)の赤ちゃんのお世話ポイント
生後0ヶ月の赤ちゃんは、子宮の中にいた時と同じように、昼夜問わず飲んでは寝るの生活を繰り返す。
昔から言われる「3時間おきの授乳」。
しかし、 ママの母乳の出方や赤ちゃんが飲める量はそれぞれ異なる。
そのため、赤ちゃんがお腹の減る時間には個人差がある。
授乳間隔は、誰でも絶対に3時間ということはない。
赤ちゃんが母乳(ミルク)を欲しがった時は、欲しがるだけ飲ませてあげること。
抱っこしている時は、抱っこしている人の顔に興味を示し、顔をじっと見たり追いかけたりする。
様々な表情を見せて、感覚(視覚)刺激を入れてあげよう。
音(声)もある程度聞こえているため、食事やおむつ替え、沐浴の時間などはしっかりと声をかけながらお世話しよう。
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参考になれば幸い。
ばいびー