生後3ヶ月赤ちゃんの「発達」と「お世話」のポイント

どうも、プリモンです。

この記事では、「生後3ヶ月赤ちゃんの発達とお世話のポイント」について紹介。

  • 生後3ヶ月赤ちゃんの子育てをしているママパパ
  • 生後3ヶ月赤ちゃんの発達(成長)過程を知りたいママパパ
  • 生後3ヶ月赤ちゃんのお世話ポイントを知りたいママパパ

におすすめ。

生後3ヶ月赤ちゃんの発達・お世話ポイントは、

音のなるおもちゃや声かけで、興味関心を引き出しながら遊ぶ
愛着形成の時期。顔を合わせながら笑顔でスキンシップを図る

生後3ヶ月赤ちゃんの発達

生後3ヶ月頃になると、昼夜の区別がだんだんとついてきて、生活リズムが整う。

日中は起きている時間が長くなり、夜は比較的まとめて寝られるようになる。

生活リズムがついてくると、授乳の回数や量がある程度一定に近づいてくる。

授乳の間隔は、3~4時間に1回程度に落ち着いてくる。

また、新生児期の微笑み「新生児微笑(反射)」とは異なり、あやすとにっこり笑う「社会的微笑(感情)」に移行してくる。

上記の原始反射(新生児微笑など)について詳しく知りたい人は、下記の記事にわかりやすくまとめている。

【無料公開】新生児(生後0ヶ月~3ヶ月)の原始反射<まとめ>

我が家の赤ちゃんも、この時期から本当に夜よく寝てくれるようになった。

もちろん、月齢的に生活リズムが整ってきたこともあるが、「スワドルアップ」という夜泣き対策グッズのおかげもある。

夜泣き対策グッズ「スワドルアップ」の効果は個人差があるものの、試す価値はある。

「包み込まれた安心感」と「伸縮性に優れた生地で自由度がある」という2つの特徴を持ち合わせている。

赤ちゃんにとって心地よい環境となっている。

生後3ヶ月赤ちゃんの運動(身体)発達

あおむけ(背臥位)

首がすわってきて、首まわりの筋肉が以前と比べ発達。

首まわりの筋肉が発達してきたことで、顎を引くことができ、積極的に自分の手を見るようになる。

腕が自由に動かせるようになるため、「指(拳)しゃぶり」を行う赤ちゃんが増えてくる。

また、足も自由に動かせるようになる。空間中を含めたまわりに向かって、足を一生懸命蹴る。

時折、床面を強く蹴ることもあり、その拍子で横向き(側臥位)になりそうになることもある。

手足の動きが活発となり、おむつ替えや衣服の着脱を行う際にてこずるようになる。

大きな変化として、あおむけで「左右対称的な姿勢」をとることができ、頭を真っすぐ(上を見る)保持することができる。

今までは、頭や手足・体幹が不安定でコントロールできずに、「左右非対称な姿勢」が主だった。

対称的な姿勢や行動ができるようになったことは、脳や身体が発達してきた証拠。

脳が発達し、原始反射が弱まり、あおむけ姿勢の安定性を獲得したことになる。あおむけ姿勢が安定してくることで、「目と手の協調運動」が促進される。

うつぶせ(腹臥位)

首はまだ、完全にすわっているわけではないが、頭がだいぶ上がるようになっている。

うつぶせにすると、生後1~2ヶ月頃と比べ、頭を持ち上げる角度や保持時間が向上していることがよくわかる。

数分間、頭を持ち上げて真っすぐ(正中位)保持できるようになり、頭をおろして横を向くこともなくなってくる。

今までは、頭を持ち上げるだけで精一杯だった赤ちゃん。

首をある程度支えることができるようになったため、まわりを見回し始める。

まわりを見回すという行動は視界が拡がり、赤ちゃんの世界が広がる。さらに様々な刺激が入るようになり、いっそう発達が促進される。

まわりを見回し始めたということは、「まわりの物・人に興味関心を持ち始めた」証拠でもある。

脳や身体だけではなく、感情も芽生え始めている。

おすわり(座位)

首はすわってきているが、生後3ヶ月初期はまだ頭・体幹ともに不十分。

おすわりをさせても前のめり姿勢となってしまい、頭は左右にグラグラして不安定。

しだいに頭の安定性が増して、グラグラが少なくなってくる。

生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ頭と体幹をしっかりと支えてあげる必要がある。少しずつ、おすわりの練習を開始しても良い時期。

おすわりの練習をすることで、体幹上部(肩甲骨周)の筋肉が発達し、頭や体幹が安定しやすくなってくる。

生後3ヶ月赤ちゃんの認知(脳)発達

目と手の協調運動(視覚・触覚)+音(聴覚)

生後2ヶ月頃までに、少しずつ目と手の協調運動が見られてくる。

目と手の協調運動とは、「視覚のはたらきと体の動きを連動させること」

簡単な例としては、「投げたボールをよく見て打つ」「黒板の文字をノートに移す」などの行動。

生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、さらに目と手の協調運動が促され、感情(興味・関心)が芽生えてくる。

結果、生後3ヶ月の赤ちゃんは、物をみすえて対象物に向かって手を伸ばし始める。もちろん、物だけではなく、自分自身の左右の手をにぎり、手遊びを始め出す。

はじめは、両手を用いて行うが、のちのちは片手だけでも行えるようになる。

片手の中に入るぐらいのものを握り、手にこすりつけたり、口元に持ってきて舐めたり、しゃぶったりする。色々な感覚刺激を受けて、赤ちゃんは学習していく。

ちなみに、生後2ヶ月頃の赤ちゃんは目でものを追う際、一方の側から他方の側まで追うことができなかった。

しかし、生後3ヶ月にもなると、他方の側まで頭を十分に回すことができ、対象物を追うことができる。

おもちゃで遊ぶ際はただ見せるだけではなく、声かけを促したり、音の出るおもちゃを選ぶとなお良い。この時期は、音を「聞くこと」に注意を向け始める時期でもある。

音に注意を向けることができるようになるということは、聴覚の発達にも関わってくる。

【コラム】赤ちゃんの反り返り

赤ちゃんの「反り返り現象」について、少し紹介。

なぜ、ここで「反り返り」を取り上げたかというと、生後3ヶ月頃から反り返りが強くなってくるため。

反り返りの要因 *個人的な推測

  • 赤ちゃんの背中に刺激(特に抱っこ時)が入ることで、何らかの反射が起こり反り返る
  • 赤ちゃん特有の生理現象(ほとんどの赤ちゃんに現れる現象)
  • 赤ちゃんは基本、丸まっている姿勢が多い。お腹側と背中側の筋肉の発達状態が異なる。そのため、身体(筋肉)のバランスを図るために反り返っている
  • 赤ちゃんの気分(特に機嫌が悪い)により、自律神経のバランス(交感神経↑)が乱れ、背部の筋肉に力が入る

など

上記に挙げた要因は、あくまで個人的な推測。要因がまだはっきりわかっていない。

反り返り現象は、「だいたい1歳前後で消失する」と言われている。

反り返りの対処方法

「反り返り現象=悪影響を及ぼす現象」というわけではない。

だいたいの赤ちゃんに見られる現象で、1歳前後には消失する。

子育ての中では、当たり前の行動(現象)と捉えられ、気にされない方が大半。反り返りの要因は不明確なので、絶対に効果のある方法というものはない。

親としてできることと言えば、日頃行っている以下の方法。

  • あやして、赤ちゃんのご機嫌をとる
  • まんまる抱っこ(普段より身体を丸めて、包み込んであげるように抱っこする)
  • 寝床などの環境設定(ポジショニング、子供にとって不快となる刺激を取り除く)

など

あやして、赤ちゃんのご機嫌をとることで、「楽しい」や「安心」が得られる。

まんまる抱っこをすることで、「安定」「安心」「リラックス」が得られる。

とりあえず、赤ちゃんにとって心地よい状態を作る。

つまり、「身心ともに、不快な状態を取り除いてあげること」が重要。

強い反り返りが頻繁に続いてしまうと、あおむけや寝返り、おすわりなどの姿勢動作の発達に何かしらの影響が出てしまう可能性も考えられる。

対処できるところは、きちんと取り組んであげよう。我が子が毎日、楽しく笑顔で過ごせることが何よりも大切。

生後3ヶ月赤ちゃんのお世話ポイント

コミュニケーション(愛着形成)

生後3ヶ月頃より、「特定の人(主にママパパ)との愛着関係を築き始める時期」となる。

そのため、ママやパパがあやすと声を出しながら笑うようになってくる。

他の人からの働きかけに対しても笑いかけてはくれる(社会的微笑)。もちろん、1番はママパパだ。

日中は起きている時間が長くなるため、散歩や遊びに時間を費やしてあげよう。

日中なかなか子供と触れ合う時間がない方(特にパパ)は、入浴時やお風呂上がりの着替え時などに、しっかりとスキンシップをとってあげよう。

お風呂上りにベビーオイル等を塗ってあげることでも、十分スキンシップになる。

お互いに顔を合わせ合い、直接触れ合い、笑顔でスキンシップを図ることが何よりも大事。

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参考になれば、幸い。

ばいびー

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