結論から先に:生後3〜5ヶ月は「首がすわり、寝返りに向かって一気に動きはじめる3ヶ月」です。生活リズムが整って授乳は3〜4時間間隔に落ち着き、あやすと笑う「社会的微笑」が出てきます。一方で寝返りは生後4〜6ヶ月ごろから始まるため、転落と誤飲の対策をこの時期に済ませておく必要があります。
この記事は、生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の「発達の目安」と「お世話のポイント」をひとつにまとめた完全版です。首すわりから寝返りまでの流れを、続けて確認できます。
生後3〜5ヶ月の発達とお世話の早見表
| 月齢 | 運動(身体)の発達 | 認知(脳)の発達 | お世話の要点 |
|---|---|---|---|
| 生後3ヶ月 | 首がすわってくる。指しゃぶりが始まる。うつぶせで数分間まっすぐ頭を保持できる | 目と手の協調運動が進む。あやすと笑う「社会的微笑」が出る | 生活リズムが整い授乳は3〜4時間間隔に。愛着形成のための関わりを意識する |
| 生後4ヶ月 | 体重が出生時のおよそ2倍に。首すわりがしっかりし、よこむけ(側臥位)ができる | 追視の範囲が180度に広がる。手にした物は何でもなめて確かめる | 呼びかけに応える。転落・誤飲に備えて子育てスペースを整える |
| 生後5ヶ月 | 寝返りを始める子も出てくる。うつぶせで肘を伸ばして体を支えられる | 遠近感・立体感がわかり、パパ・ママの顔を見分けはじめる | 自由に動ける広いスペースを確保。夜泣きが始まることもある |
発達には1〜2ヶ月前後の個人差があります。早ければよいというものではありません。表は目安として使ってください。
生後3ヶ月の発達とお世話は?
生後3ヶ月はどんな時期?
生後3ヶ月頃になると、昼夜の区別がだんだんとついてきて、生活リズムが整う。
日中は起きている時間が長くなり、夜は比較的まとめて寝られるようになる。
生活リズムがついてくると、授乳の回数や量がある程度一定に近づいてくる。
授乳の間隔は、3~4時間に1回程度に落ち着いてくる。
また、新生児期の微笑み「新生児微笑(反射)」とは異なり、あやすとにっこり笑う「社会的微笑(感情)」に移行してくる。
上記の原始反射(新生児微笑など)について詳しく知りたい人は、下記の記事にわかりやすくまとめている。
【無料公開】新生児(生後0ヶ月~3ヶ月)の原始反射<まとめ>
我が家の赤ちゃんも、この時期から本当に夜よく寝てくれるようになった。
もちろん、月齢的に生活リズムが整ってきたこともあるが、「スワドルアップ」という夜泣き対策グッズのおかげもある。
夜泣き対策グッズ「スワドルアップ」の効果は個人差があるものの、試す価値はある。
「包み込まれた安心感」と「伸縮性に優れた生地で自由度がある」という2つの特徴を持ち合わせている。
赤ちゃんにとって心地よい環境となっている。
生後3ヶ月の運動(身体)発達はどこまで進む?
あおむけ(背臥位)
首がすわってきて、首まわりの筋肉が以前と比べ発達。
首まわりの筋肉が発達してきたことで、顎を引くことができ、積極的に自分の手を見るようになる。
腕が自由に動かせるようになるため、「指(拳)しゃぶり」を行う赤ちゃんが増えてくる。
また、足も自由に動かせるようになる。空間中を含めたまわりに向かって、足を一生懸命蹴る。
時折、床面を強く蹴ることもあり、その拍子で横向き(側臥位)になりそうになることもある。
手足の動きが活発となり、おむつ替えや衣服の着脱を行う際にてこずるようになる。
大きな変化として、あおむけで「左右対称的な姿勢」をとることができ、頭を真っすぐ(上を見る)保持することができる。
今までは、頭や手足・体幹が不安定でコントロールできずに、「左右非対称な姿勢」が主だった。
対称的な姿勢や行動ができるようになったことは、脳や身体が発達してきた証拠。
脳が発達し、原始反射が弱まり、あおむけ姿勢の安定性を獲得したことになる。あおむけ姿勢が安定してくることで、「目と手の協調運動」が促進される。
うつぶせ(腹臥位)
首はまだ、完全にすわっているわけではないが、頭がだいぶ上がるようになっている。
うつぶせにすると、生後1~2ヶ月頃と比べ、頭を持ち上げる角度や保持時間が向上していることがよくわかる。
数分間、頭を持ち上げて真っすぐ(正中位)保持できるようになり、頭をおろして横を向くこともなくなってくる。
今までは、頭を持ち上げるだけで精一杯だった赤ちゃん。
首をある程度支えることができるようになったため、まわりを見回し始める。
まわりを見回すという行動は視界が拡がり、赤ちゃんの世界が広がる。さらに様々な刺激が入るようになり、いっそう発達が促進される。
まわりを見回し始めたということは、「まわりの物・人に興味関心を持ち始めた」証拠でもある。
脳や身体だけではなく、感情も芽生え始めている。
おすわり(座位)
首はすわってきているが、生後3ヶ月初期はまだ頭・体幹ともに不十分。
おすわりをさせても前のめり姿勢となってしまい、頭は左右にグラグラして不安定。
しだいに頭の安定性が増して、グラグラが少なくなってくる。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ頭と体幹をしっかりと支えてあげる必要がある。少しずつ、おすわりの練習を開始しても良い時期。
おすわりの練習をすることで、体幹上部(肩甲骨周)の筋肉が発達し、頭や体幹が安定しやすくなってくる。
生後3ヶ月の認知(脳)はどこまで発達する?
目と手の協調運動(視覚・触覚)+音(聴覚)
生後2ヶ月頃までに、少しずつ目と手の協調運動が見られてくる。
目と手の協調運動とは、「視覚のはたらきと体の動きを連動させること」。
簡単な例としては、「投げたボールをよく見て打つ」「黒板の文字をノートに移す」などの行動。
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、さらに目と手の協調運動が促され、感情(興味・関心)が芽生えてくる。
結果、生後3ヶ月の赤ちゃんは、物をみすえて対象物に向かって手を伸ばし始める。もちろん、物だけではなく、自分自身の左右の手をにぎり、手遊びを始め出す。
はじめは、両手を用いて行うが、のちのちは片手だけでも行えるようになる。
片手の中に入るぐらいのものを握り、手にこすりつけたり、口元に持ってきて舐めたり、しゃぶったりする。色々な感覚刺激を受けて、赤ちゃんは学習していく。
ちなみに、生後2ヶ月頃の赤ちゃんは目でものを追う際、一方の側から他方の側まで追うことができなかった。
しかし、生後3ヶ月にもなると、他方の側まで頭を十分に回すことができ、対象物を追うことができる。
おもちゃで遊ぶ際はただ見せるだけではなく、声かけを促したり、音の出るおもちゃを選ぶとなお良い。この時期は、音を「聞くこと」に注意を向け始める時期でもある。
音に注意を向けることができるようになるということは、聴覚の発達にも関わってくる。
【コラム】赤ちゃんの反り返り
赤ちゃんの「反り返り現象」について、少し紹介。
なぜ、ここで「反り返り」を取り上げたかというと、生後3ヶ月頃から反り返りが強くなってくるため。
反り返りの要因 *個人的な推測
- 赤ちゃんの背中に刺激(特に抱っこ時)が入ることで、何らかの反射が起こり反り返る
- 赤ちゃん特有の生理現象(ほとんどの赤ちゃんに現れる現象)
- 赤ちゃんは基本、丸まっている姿勢が多い。お腹側と背中側の筋肉の発達状態が異なる。そのため、身体(筋肉)のバランスを図るために反り返っている
- 赤ちゃんの気分(特に機嫌が悪い)により、自律神経のバランス(交感神経↑)が乱れ、背部の筋肉に力が入る
など
上記に挙げた要因は、あくまで個人的な推測。要因がまだはっきりわかっていない。
反り返り現象は、「だいたい1歳前後で消失する」と言われている。
反り返りの対処方法
「反り返り現象=悪影響を及ぼす現象」というわけではない。
だいたいの赤ちゃんに見られる現象で、1歳前後には消失する。
子育ての中では、当たり前の行動(現象)と捉えられ、気にされない方が大半。反り返りの要因は不明確なので、絶対に効果のある方法というものはない。
親としてできることと言えば、日頃行っている以下の方法。
- あやして、赤ちゃんのご機嫌をとる
- まんまる抱っこ(普段より身体を丸めて、包み込んであげるように抱っこする)
- 寝床などの環境設定(ポジショニング、子供にとって不快となる刺激を取り除く)
など
あやして、赤ちゃんのご機嫌をとることで、「楽しい」や「安心」が得られる。
まんまる抱っこをすることで、「安定」「安心」「リラックス」が得られる。
とりあえず、赤ちゃんにとって心地よい状態を作る。
つまり、「身心ともに、不快な状態を取り除いてあげること」が重要。
強い反り返りが頻繁に続いてしまうと、あおむけや寝返り、おすわりなどの姿勢動作の発達に何かしらの影響が出てしまう可能性も考えられる。
対処できるところは、きちんと取り組んであげよう。我が子が毎日、楽しく笑顔で過ごせることが何よりも大切。
生後3ヶ月のお世話で気をつけることは?
コミュニケーション(愛着形成)
生後3ヶ月頃より、「特定の人(主にママパパ)との愛着関係を築き始める時期」となる。
そのため、ママやパパがあやすと声を出しながら笑うようになってくる。
他の人からの働きかけに対しても笑いかけてはくれる(社会的微笑)。もちろん、1番はママパパだ。
日中は起きている時間が長くなるため、散歩や遊びに時間を費やしてあげよう。
日中なかなか子供と触れ合う時間がない方(特にパパ)は、入浴時やお風呂上がりの着替え時などに、しっかりとスキンシップをとってあげよう。
お風呂上りにベビーオイル等を塗ってあげることでも、十分スキンシップになる。
お互いに顔を合わせ合い、直接触れ合い、笑顔でスキンシップを図ることが何よりも大事。
参考になれば、幸い。
ばいびー
生後4ヶ月の発達とお世話は?
生後4ヶ月はどんな時期?
生後4ヶ月赤ちゃんは、手を伸ばしておもちゃをとったり、口に持っていったり、まわりへの好奇心が旺盛になる。
動くものを目で追って見る範囲が180度まで広がり、ゆっくり動くものなら首を回して、目で追って見続けるようになる。
また、手に持ったものは、何でもなめて情報(材質や形など)収集する。
これらの行動は、旺盛な知的好奇心の表れ。
天気の良い日に散歩へ行ったり、おもちゃで遊んだりすることは、赤ちゃんにとってうれしい刺激となる。
生後4ヶ月の運動(身体)発達はどこまで進む?
個人差はあるが、生後4ヶ月頃になると、体重は生まれたときのほぼ倍となる。
首のすわりもしっかりしてくるので、抱っこがしやすくなる時期。
膝の上に立たせると足を突っ張ることもあるが、そのあとは両足一緒に引っ込めるような動きを見せる。
あおむけ(背臥位)
生後4ヶ月頃のあおむけは、左右対称的な姿勢となり、顔はまっすぐ上を向いた状態となる。
姿勢に合わせて、手足の運動も対称的な運動となってくる。
頭を真っすぐ保持できるということは、眼球運動(追視など)を円滑に動かせるだけではなく、「眼球運動と手(上肢)運動との協調性」を発達させる。
よこむけ(側臥位)
生後4ヶ月赤ちゃんは、あおむけから他の姿勢(よこむけ)に変換することが始まる。
しかし、体幹の動きが未熟で、よこむけ(側臥位)までの姿勢となる。
偶発的に、うつぶせ(腹臥位)姿勢までなることがある。よこむけができるようになったら、少し注意しよう。
きちんと正中線を越えた寝返りは、生後6ヶ月頃からになる。
うつぶせ(腹臥位)
両肘で身体を支え、頭を上げて見回すようになる。
うつぶせ姿勢は、姿勢のバランスコントロールが発達してきている証拠。
うつぶせ姿勢によって肩甲骨周辺の筋肉が促され、安定してくる。
肩甲骨が安定してくると、自ずと頭部も安定してくる(首がすわる)。
のちのち、両手でしっかり身体を支え始める(生後5~6ヶ月頃から)。
おすわり(座位)
生後3ヶ月頃と同様、おすわりをしている時は、完全に頭を固定できるわけではないが、次第に安定性が増し、ぐらぐらしなくなる。
生後3ヶ月頃より支える介助量は減るが、十分ではないため、前方や側方への介助が必要。
生後4ヶ月頃のおすわりは、通称「リング座位」と言われている。
あぐら(お父さん座り)の様な座り方をする。
足(下肢)全体が床面と接触し始め、これにより支えられる面が作られて、以前と比べ座位バランスが増す。
【コラム】赤ちゃんの睡眠
夜間は、「5~6時間」まとめて寝るようになり、昼寝の回数も少しずつ減っていく赤ちゃんもいる。
赤ちゃんも大人も、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しながら寝ている。
赤ちゃんの特徴は、レム睡眠の割合が大人と比べて多いこと。
生後3~4ヶ月頃の赤ちゃんは、昼夜の区別がつくようになってくるので、夜に寝る時間が増えてくる。
赤ちゃんは眠りが浅いため、寝る時はテレビなどは消して静かな環境をつくるように心がけよう。夜20~21時頃までには寝かせたい。
寝かしつけの方法は様々あるが、「夜寝る前のルーティーンを決めておく」と眠りがスムーズにいきやすい。
我が家では夜寝る前に、以下のことを行っている。
- 部屋を暗くして、テレビを消す
- 室内の空調(室温)を整える
- 寝る前に絵本を1冊読む(興奮しないように静かに読んであげる)
- 授乳してお腹を満たしてあげる
- おむつを替える
子育ての悩み「寝かしつけ」。ママパパお助け【スワドルアップ】
生後4ヶ月の認知(脳)はどこまで発達する?
「目と手の協調性(運動)」が、明らかに見られてくる。
自分の手をじっと見たり、舐めたり、自分の身体やまわりのことに興味を持ち始める。
物を見すえて、対象物に向かって手を伸ばし両手で遊ぶ。ののちのち、片手だけで遊ぶようになる。
片手の中に納まるくらいの大きなものを握り、反対の手にこすりつけたり、口で舐めたり、しゃぶったりする。
舐めてしゃぶったりすることで、材質(硬い、柔らかい)や形(丸い、鋭い)、味などを学習する。口に入れて良い物なのかを判別していく。
危険なものは口に入れないように、ママパパはしっかり確認しておこう。
また、かまってもらえないと身体をそらせてぐずるなど、感情表現が豊かになってくる。
甘えたいときに泣いて、ママパパを呼ぶこともある。
実際に、我が家の赤ちゃんもママパパの姿が見えなくなると、泣くことが多々ある。
赤ちゃんは、私たちが思っている以上に成長スピードがはやく、様々なことを感じて反応している。
生後4ヶ月のお世話で気をつけることは?
赤ちゃんからの呼びかけに応えよう
赤ちゃんは、自分の呼びかけに応えてもらうことで愛着が芽生え、心を豊かにし言葉を吸収していく。
成長するに連れて、「甘えたい」「寂しい」「かまってほしい」などの気持ちが生まれ、泣く回数も増えてくる。
子育ての負担が少しずつ増えてくる時期だが、気持ちに余裕を持ってたくさん愛情をそそいであげよう。
子育てスペースの環境を整えよう
少しずつ自分から手を伸ばして、物をとることができるようになる。
舐めてしゃぶったりすることで、材質(硬い、柔らかい)や形(丸い、鋭い)、味などを学習する時期。
口に入れそうな危険なものは、そばに置かないようにしよう。
参考になれば、幸い。
ばいびー
生後5ヶ月の発達とお世話は?
生後5ヶ月はどんな時期?
うつぶせの状態で、横や下のものを見たり、手を使って遊んだりすることができるようになる。
この時期から遊びのバリエーションが広がってくる。
片手で体を支えて、片手でおもちゃを持つなど、うつぶせ遊びが上手になってくる。
さらに、動きがますます活発となり、寝返りを始める赤ちゃんも。
また、人の顔の区別が少しできるようになり、ママパパの顔を見分けられるようになる。
生後5ヶ月の運動(身体)発達はどこまで進む?
あおむけ(背臥位)
生後5ヶ月にもなると頭をさかんに上げ、外界を視覚でとらえようとする行動が見られる。また、手足の動きが活発になる。
両手・両足を合わせて遊ぶようになる。両足を合わせて持ち上げたり、手と足を合わせたりすることで、お腹に力が入り体幹の筋力が発達。
体幹が強くなることで、今後の寝返りやおすわりなどの動作につながる。
生後5ヶ月頃から赤ちゃんは、あおむけで寝ていることに満足できなくなってくる。
そのため、頻繁に体をモゾモゾさせたり、捻ったりと落ち着きがなくなる。
お腹まわりの筋力が強くなり、自ら周りの物・人に興味を持ち始め、「触りたい」「動きたい」という強い意思が加わることで寝返りを行うようになる。
うつぶせ(腹臥位)
腕(手)を突っ張り、体を起こして片腕で体を支え、もう一方の手で色々な物をかき集めたりする。
また、手足を空間中でジタバタと泳ぐように動かすが、動き回ることはできない。
さらに、肘を伸ばした状態で姿勢を保持することができるようになってくる。
肘が伸びた状態では、重心を高く保つことができ始め、視野がますます拡大。
寝返り
寝返りは、だいたい生後4~6ヶ月頃の赤ちゃんから見られる。
我が家の赤ちゃんは、生後4ヶ月頃に右側のみ(あおむけ⇒うつぶせ)の寝返り動作を習得。
赤ちゃんの発達には、「個人差(1~2ヶ月前後のずれ)」があるため、あくまで目安に。早ければ良いというものではない。
我が家の赤ちゃんの場合、うつぶせからあおむけに、まだ自力で戻ることができなかった。
うつぶせによる窒息を避けるため、常に目が離せない状態に。特に夜間の就寝時は、気が気じゃない。
寝返りのポイント
寝返り動作を習得するにあたって、必要な動き(遊び)がある。
腰を浮かせて足を持ち上げたり、足を持って遊んだりする動きが大切。
また、ガラガラを手のひらで握ったり、両手を合わせたりするようになる。
これらの遊びを通して、偶発的に横へ転がり、寝返り動作を学ぶ。
赤ちゃんの体は、丸く転がりやすい形となっている。
その中で、手や足が重心の高い位置から横に倒れることで、横に転がる推進力が生まれ、寝返りのきっかけとなる。
おすわり(座位)
前方から軽く支えてあげることで、座れるようになる。
しかし、まだ体幹の安定性が不十分。手助けが少なからず必要。
そこで、おすすめしたい物が「Bumbo(バンボ)」。
生後6ヶ月に近づくにつれて、前方に手をついて座れるようになってくる。
しかし、体を支えるために赤ちゃんは両手ともに塞がれてしまう。
赤ちゃんとしては、せっかく座れるようになったのに、両手が使えず遊べないのはとても残念。
両手をフリーにした状態で、遊びながらおすわりの練習ができるものが「Bumbo(バンボ)」。
生後5~6ヶ月頃から離乳食も開始すると思うので、おすすめ。
生後5ヶ月の認知(脳)はどこまで発達する?
遠近感や立体感などの感覚がわかるようになってくる。
そのため、人の顔の区別がつきやすくなり、特にお世話をする人(パパ・ママ)がわかるようになる。
生後5~6ヶ月頃の赤ちゃんから人見知りが始まる理由も、なんとなくしっくりくる。
その他にも、楽しいと声をあげて笑い、怒ると泣いたり体を反らせたり、感情表現がさらに豊かとなる。
1人にされると人恋しくて、泣き出す赤ちゃんも。
我が家の赤ちゃんも生後5ヶ月頃から、感情表現が一気に増えた。
うれしい時や楽しい時は、大きな声をあげて笑い、怒った時はうなりだす。本当に気に食わない時は、大泣きする。
また、一人遊びもできるようになってくる。
少し離れたところで、ママやパパが観察していると、寂しそうにうなりだし、最終的には大泣き(愛くるしい)。
ママがあやしに来るとコロッと泣き止むが、パパがあやしに行くと泣き止まないどころか余計に泣き出すことも。
パパは悲しみに包まれると思うが、めげずにあやしてあげよう。
生後5ヶ月のお世話で気をつけることは?
赤ちゃんが自由に体を動かせる広いスペースを確保
寝返りやうつぶせ遊びをするようになったら、自由に体をのびのびと動かせるように広いスペースを確保してあげよう。
赤ちゃんとのコミュニケーション方法
赤ちゃんの出す声をおうちの方がまねて返すことで、コミュニケーションが深まる。
赤ちゃんの喃語(あー,うーなど)に合わせてママパパが声をかけると、目をしっかりと合わせて笑い、大喜びする。
また、ママの気を引きたくて、泣くふりも増えてくる。
生後4~5ヶ月頃の赤ちゃんから、泣き方に変化が見られる。
涙は出さずに声をあげて泣き、「かまってほしいよ~」とアピールすることも。
赤ちゃんの夜泣き
生後5ヶ月頃の気がかりは、夜中の授乳頻度が高くなること。夜泣きの頻度が高くなり、困り果ててしまう。
授乳することで、お腹いっぱいとなり寝てくれることは多いが、その都度ママは授乳対応に睡眠時間が削られる。
そのため、パパもできる範囲でママのサポートにまわること。
パパとしては、おむつ替えや抱っこしてあやすことしかできないため、最終的にはママの力を借りることもある。
そこで、生後5ヶ月からほ乳瓶でミルク(母乳)をあげることも検討してみる。
ほ乳瓶でミルクをあげれるようになると、パパの協力も得られやすくなり、ママの負担もかなり軽減する。
完全母乳で育てたいという方は、事前に「母乳のストック」が必要。併用でも良いという方は、「粉ミルク」を準備しよう。
我が家の赤ちゃんは、ほ乳瓶やおしゃぶりなどの人工的な乳房は口に合わず、すぐに吐き出していた。
しかし、何度も練習を繰り返すうちに、徐々に受け入れてくれた。
我が家もはじめは完全母乳だったが、パパに赤ちゃんを任せて、ママが外出もしくは夜少しでも長く寝れるように、1日1回はほ乳瓶でミルクを飲む練習を行っていった。
結果、赤ちゃんもほ乳瓶でミルクを飲むようになってくれた。
ママが外出している時やパパが次の日休みの時は夜間寝かしつけ担当で、役割分担してうまく乗り切った。
参考になれば、幸い。
ばいびー
この時期のパパは何をすればいい?
生後3〜5ヶ月は、パパが関わりやすくなる時期です。首がすわって抱っこがしやすくなり、あやせば笑うので反応が返ってきます。ここで関わった量が、その後の「パパでも泣き止む」につながります。
この3ヶ月でパパがやるべきこと
- 寝返り前に部屋を安全化する:ソファやベッドからの転落、床の小物の誤飲。寝返りが始まってからでは遅い
- うつぶせ遊びに付き合う:見守りながらの短時間のうつぶせが、首すわりと肩まわりの安定を促す
- 夜泣きが始まったら交代制にする:どちらか一方が背負うと必ず潰れる
よくある質問
首すわりはいつ完成しますか?
生後3ヶ月ごろから首まわりの筋肉が発達し、生後4ヶ月ごろにはしっかりしてきて抱っこが楽になります。うつぶせで頭を持ち上げて保持できる時間が伸びてきたら、順調に進んでいるサインです。健診でも確認されるので、気になるときは相談しましょう。
寝返りはいつから始まりますか?
だいたい生後4〜6ヶ月ごろです。ただし個人差が1〜2ヶ月前後あるため、時期そのものを心配する必要はありません。なお、うつぶせからあおむけに自力で戻れるようになるのは寝返りより後になることが多く、そのあいだは目を離さないようにしてください。
おすわりの練習はいつから始めていいですか?
生後3ヶ月ごろから、支えながら少しずつ始めて構いません。ただし頭と体幹はまだ不十分なので、前方や側方から必ず支えます。生後4ヶ月ごろは足全体が床につく「リング座位」になり、少しずつぐらつきが減っていきます。
赤ちゃんが強く反り返るのはなぜですか?
生後3ヶ月ごろによく見られる動きです。記事内のコラムで要因と対処を整理していますが、反り返り自体は珍しいことではありません。授乳や抱っこがしづらいほど強い、体の緊張が続くなど気になる場合は、健診やかかりつけ医に相談してください。
夜泣きはいつから始まりますか?
生後5ヶ月ごろから始まることがあります。原因は一つではなく、生活リズム・日中の刺激・空腹などが絡みます。夫婦のどちらかが抱え込むと消耗するので、交代制にして睡眠を確保するのが先決です。
この時期に買い足すものはありますか?
優先度が高いのは、赤ちゃんが自由に動ける広めのプレイマットと、転落・誤飲を防ぐための安全対策グッズです。おすわり補助の椅子は、支えなしで座れない時期の姿勢を助けますが、長時間の使用は避けましょう。
前後の月齢は?
ひとつ前の3ヶ月、次の3ヶ月、そして0歳全体のまとめはこちらです。
この記事を書いた人:プリモン
HSS型HSPの自覚がある30代・2児のパパ。療育センター、総合病院、障害者支援施設・就労支援施設、放課後等デイサービスと医療・福祉業界で転職5回。男性育児休業を2回・合計7ヶ月(1ヶ月+6ヶ月)取得し、その生活を体験記として公開しています。HSP・働き方・子育てをテーマに『繊細パパの教科書』を運営。
※子どもの発達には大きな個人差があります。本記事は目安であり、診断や医学的判断の代わりにはなりません。気になる様子があるときは、かかりつけ医・自治体の保健センター・地域の発達相談窓口にご相談ください。