どうも、プリモンです。
この記事では、「赤ちゃんの歯みがき」について紹介。
- 赤ちゃんの子育てをしているママパパ
- 赤ちゃんの歯みがきの仕方に自信がないママパパ
- 赤ちゃんが歯みがきを嫌がって困っているママパパ
におすすめ。
結論、
赤ちゃんの歯みがきのタイミング
赤ちゃんの歯を守るためには、いつからどのようなことをすればよいか。
健康できれいな歯を育てるための方法や虫歯を予防する生活習慣、赤ちゃんが歯磨きを好きになる方法を紹介する。
そもそも、乳歯はいつ頃から生えてくるのか
0本の赤ちゃんもいれば、生後9ヶ月の時に7本以上乳歯が生えている赤ちゃんもいる。乳歯が生える時期には個人差がある。
虫歯予防は大体、乳歯が生えてきた頃から始める。
乳歯をケアする際、シリコンタイプのガード付き歯ブラシをおもちゃがわりに持たせて、歯ブラシに少しずつ慣らせていく。
また行政の歯科検診で歯磨きの仕方を教わって、ジェル状のフッ素を使って歯磨きをすることもよい。
歯ブラシを嫌う際は、ガーゼタイプの歯ブラシを使っていく。
まずは、赤ちゃんがどのタイプの歯ブラシを好むのかいろいろ試してみる。
虫歯を作らないためには
歯科医院は、虫歯を治すところではなく、虫歯を予防するために行くところだと認識すること。
病気や怪我でもそうだが、事前に予防することが非常に重要。
そのため、歯が生えてきたら、かかりつけの歯医者を探し、3ヶ月から半年に1回は定期検診する。
赤ちゃんの歯の状態を見てもらうことをおすすめする。
虫歯のメカニズム
乳歯は、永久歯よりも虫歯の進行が早いと言われている。
虫歯を作る原因は「ミュータンス菌」
口の中には、常在菌と呼ばれるたくさんの細菌がある。その一部がミュータンス菌で虫歯を作る張本人。
ミュータンス菌は、砂糖などの糖分から粘液を作り出すとのこと。
その免疫に他の細菌もくっついて、プラークとなる。
プラークになると、糖分を分解して酸を出し、歯を溶かして虫歯を進行させていく。
虫歯の元となる菌はまわりの人から赤ちゃんへ
虫歯の元となるミュータンス菌は、歯が生えていない赤ちゃんの口には存在しない。
歯が数本生えてきた頃から、他の人の唾液に混じって移る。
そのため、虫歯の元となる菌を移さないためにも、食べ物の口移しや箸・スプーンなどの共用は要注意。
確実なのは、ママパパも歯の健康に意識して、虫歯や歯周病があるのであれば治療し、定期的にケアすること。
虫歯を防ぐ生活習慣
- 歯みがき
- フッ素(歯科医院や市販の歯磨き粉)
- 食生活(糖分を控える、よく噛む)
- 定期検診(3カ月〜半年に1回)
虫歯をしっかり予防するためには、歯磨きだけでは足りない。
歯磨きはとても大切だが、完全に虫歯を予防できると言うわけではない。
例えば食生活に関しては、「糖分を控える」、「よく噛んで食べる」などを心がける。
歯みがきでは、きちんと仕上げ磨きを行うこと。
最初は、歯ブラシを嫌う赤ちゃんが多数。
仕上げ磨きが少しくらい不十分でも、しないよりかは虫歯になる可能性は十分低くなる。
健康な歯である今だからこそ、上記のような予防対策が重要。
先ほど、「よく噛んで食べる食生活を」と述べたが、これはよく噛むことで唾液がたくさん出るからである。
唾液が出ることで、
- 自浄作用→汚れを洗い流す作用
- 緩衝作用→口内を中性に保とうとする作用
- 再石灰化作用→虫歯菌により溶けかけた歯を修復して強くする作用
- 抗菌作用→菌やウイルスに対して殺菌・抗ウイルスをおこなう作用
- 消化作用→糖を分解して細かくする消化酵素の作用
- 湿潤作用→お口の中を保湿してくれる作用
などがある。
離乳食で言えば、ニンジンなどの根菜類は噛む回数が他のものと比べて増える。
噛む回数が増えることで、食事時間が少し長くなるが、慌てずに口の中のものが全部なくなったことを確認してから、次の1口をあげるようにしよう。
あとは、定期的に歯科検診を受け、必要に応じてフッ素コートすることで、虫歯になりにくくなる。
*参考図書「おやこですくすく9カ月号 初めての歯みがき&むし歯予防」こどもちゃれんじbaby
まとめ
- 乳歯は個人差があるが、生えてきたら虫歯予防を始める
- 歯ブラシは赤ちゃんが好むタイプを試して、歯磨きを楽しませる
- 虫歯の原因はミュータンス菌で、他の人から移る可能性がある
- 虫歯を防ぐためには、歯磨きだけでなく、食生活や定期検診も大切
- 噛むことで唾液が出て、虫歯に対する自然治癒力が高まる
赤ちゃんの歯みがきについて、もう少し詳しく知りたいという方
参考になれば、幸い。
ばいびー