どうも、プリモンです。
今回の記事は、「お産の前兆」と「立ち会い出産」の2本立て。
「立ち合い出産」については、パパの実体験も踏まえた上で本音も述べている。
お産が近づいてくるとママの体に様々なサインが現れてくる。
その代表的なものが、「おしるし」。
事前に「お産の前兆(おしるし)」が来た時の対処法を知っておくことで、慌てずに出産に向けての心の準備ができる。
また出産時、パパの立ち会いはどうするのかを決めておく必要がある。
我が子が生まれる喜びの瞬間を一緒に分かち合いたい反面、「後悔した」などのネガティブな意見も聞かれる。
後悔しないためにも、きちんと話し合っておこう。
- 出産を間近に控えているママ(パパ)
- お産のおしるしについて知りたいママ
- 立ち会い出産を計画しているママパパ
- 立ち会い出産に不安を抱えているママ(パパ)
- 立ち会い出産時のパパの本音が知りたいママパパ
におすすめ。
この記事で伝えたいことはずばり…
出産間近となった際、慌てなくてもいいようにママだけではなく、パパも正しい知識を身につけておくと安心。
仮に、ママが「お産の前兆」を迎えた際、冷静な判断ができるかわからない。その時、パパ力が求められる。
落ち着いた対応ができれば、ママからの信頼度も格段に上がることだろう。
お産の前兆サイン
おなかが頻繁にはる
「前駆陣痛」と言い、軽い子宮収縮が1日に何度も起きる。
規則的におなかが張るようであれば、「陣痛」。
この頃から、「はりの間隔時間」を計る習慣を身につける。
ちなみに、立ち続けた時や歩き過ぎた時などにも「おなかがはる現象」がある。
その現象は、子宮が収縮して現れる症状なので、特に心配ない。
いつもより頻繁に、「おなかのはりが強い」と感じた際はしばらく横になって休憩する。
30~60分経っても収まらない場合、病院に連絡して診察を受ける。
胃のあたりが楽になる、ももの付け根がつる
胃のあたりが楽になるのは、胎児の頭が下がってきて、骨盤の中に入ってきているため。
近々、出産する可能性も高いため、心と入院の準備をきちんとしておくこと。
胎動が少なくなる
予定日の2~3週間前になると、赤ちゃんの動きが鈍くなることがある。
「頭が骨盤に入ってきたこと」と「子宮収縮の回数が増えて動きにくくなる」ため。
「入院」のサイン
おしるし(出血)
茶褐色の血性のおりものは、「おしるし」というもの。
そろそろ陣痛が始まるサインなので、心配はいらない。
おしるしがきてもすぐに陣痛が始まるとは限らない。個人差があり、おしるしがきて一週間以上来ない人もいる。
しかし、月経が多いときのような出血(多量の出血)があった際、すぐに病院へ連絡して対応(入院)してもらう。
破水
生暖かい水が、さっと流れるように出る現象は「破水」。
陣痛のあるなしに関わらず、入院。
流れ出す量が少ないと、破水かどうかわかりにくい場合がある。
このような時もすぐに病院へ連絡して対応(入院)してもらう。
陣痛
普段と異なるおなかのはりを感じて、規則的に10分間隔ではりだし、だんだんと強くなるようであれば「陣痛」。
すぐに病院へ連絡して対応(入院)してもらう。
立ち合い出産
立ち合い出産とは、「妻の出産時に、夫が一緒に立ち会うこと」。
立ち会い出産に向けてまず確認しておくこと
- 産院を決める際は立ち会い出産が可能かどうかを確認
- 立ち会い出産する際の条件を確認(産院によっては条件を設けている場合もある)
- パパもお産までの流れを知っておく
立ち合い出産のメリット
- ママの心理的サポートとなる
- 我が子が生まれる喜び(感動)を一緒に分かち合える
- 出産の大変さをパパ(男性)に知ってもらえる
ママ側(特に初産)としては、
「出産は今までに経験したことがないほど心細くなる」
「今までに味わったことのないほどの痛みを伴う」
などの声が聞かれるため、ママは不安になる。
私の妻も言葉にはしてなかったが、表情を見る限り不安でいっぱい、そばにいてひしひしと感じた。
今までに見たことがないくらい、陣痛時は苦しんでた。
パパ側としては、何もしてあげられなくて大変申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
私の場合、妻が陣痛で苦しんでいる時は特に何かできるわけでもなく、ただそばにいて腰が痛い時に自己流で腰をさすり、汗を拭うくらいしかできなかった。
出産時は、手をつないで声掛けしてあげるくらいしかできなかった。
しかし、妻からしたら、「それだけで心強いことはない」と言ってくれました。
私からしたら、何もできず無力に感じたが、妻からしたら「パパの存在感は大変心強い存在だった」と感じる。
立ち合い出産のデメリット
- 見せたくない(見たくなかった)姿を見てしまう
- 良くも悪くも記憶に残りやすい
- 良くも悪くも夫婦関係に影響してくる(かも)
ママ(女性)の立場から分娩時は、「キレイじゃない(うめき声,匂い,出血,時には排便)」と言う声もある。
また、「ママの苦しんでいる姿」や「出産時の多量の出血を見て倒れるパパ」もいるとのことで、「立ち合い出産はするもんじゃない」と言う声も聞かれる。
人間だれしも、様々な価値観がある。
「感動」だけではなく、「どんなことがあっても受け止めよう」という夫婦の覚悟が必要。
そのため事前に、「立ち合い出産をするのか、しないのか」をママパパできちんと話し合う必要がある。
「立ち合い出産」の前に話し合うこと
立ち合い出産を行うと決めた場合、きちんとママパパで共有しておくべきポイント。
パパに共有して欲しいこと
・出産時は、パパに気を使えるほど余裕がないこと
・出血をたくさん見ること
夫婦間で共有すること
・苦しんでいる時、席を外して欲しいのか、声をかけて欲しいのか
・どのようなサポートをして欲しいのか
・出産時の記録(写真,動画)を残してて欲しいのか
・どの立ち位置で立ち合い出産をして欲しいのか
私の場合、出産当日までこのようなことは正直話し合ってなかった。
出産間近で、記録を残した方がよいのかを確認したくらい。
妻のサポート内容も、行き当たりばったり。
立ち合い出産時の立ち位置は、生まれる瞬間を間近で見たいという気持ちもあったが、赤ちゃんを取り上げる際に医療スタッフ方の邪魔にならないように配慮。
また、ママ(女性)の立場を考えた際、見られたくない姿などを考慮して、頭上から我が子が生まれる瞬間を見届けた。
立ち合い出産時にパパができること
- 腰をさする(押す)
- うちわで扇ぐ
- 水分を取らせる
- ねぎらいの声かけをする(手を握りながら)
- お互いの両親への連絡
腰をさする(押す)
陣痛が始まると、おなか(子宮)が痛いのはもちろん、腰部にも激痛が走る。
不思議と腰をさすったり、押さえてあげることで、痛みが一時的に弱まる。
私が実際に体験して気づいたことだが、陣痛初期は腰部から痛みが発生。
時間が経つにつれて、下部(仙骨、尾骨)へ痛みが移動。
考えてみると、理由がは簡単。
赤ちゃんは出産の時を迎えるにつれて、産道(下部)へ下がる。
腰部が痛い時は、さすってあげたり、軽く押さえてあげると痛みが和らぐ印象。
しかし、下部(仙骨、尾骨)へ下がっていくにつれて、さすってもさほど効果がない。
痛みが下部へ下がるにつれて、骨盤が開いてきている証拠。
骨盤が開く際、骨盤の関節がずれて痛みを引き起こしている(個人的な考え)。
うちわで扇ぐ
お産時は、極度の緊張感や痛みなどにより、たくさんの汗をかく。もちろん、立ち会う側も。
体温調整のためにも、うちわはあった方が良い。
出産時の空調は26℃前後(病院による)に調整されているため、冷房(25℃以下)をかけることはできない。
私は自分自身を扇ぎつつ、妻や妻のサポート役の看護師さんを扇いでました。
水分を取らせる
出産時は、「呼吸が命」といっても過言ではない。
痛みを逃がすために呼吸法を用いたり、子宮口が完全に開いたタイミングで、いきんで赤ちゃんを下へ移動させる(子宮口が完全に開くまではいきむことNG)。
意識的に呼吸することは、想像以上に喉はカラカラになり、体力も使う。
そのため、水分は余裕ある時に積極的にとってもらう。
陣痛時のママは体勢が限られるので、ストローを用いて水分摂取するようにしよう。
事前に、ストローは準備しておこう。
ねぎらいの声かけをする(手を握りながら)
手を握ってあげるだけで、安心感は伝わる。
さらに、ねぎらいの声かけをしてあげることで効果は倍増。
声かけも、ただ「頑張って」ではなく(もうすでに頑張っている)、呼吸法のタイミングを一緒に呼称したり、ポジティブな声かけ(「頭見えてきたよ」「上手に呼吸できてるよ」など)をしてあげよう。
両親への連絡
立ち合い出産は、基本「パパ」が主となる。
その間、他の家族はただ待つことしかできない。
少しでも待っている家族の不安を取り除けるように、進捗状況を随時伝えてあげるとなおよい。
余裕がなければ、無理して連絡する必要はない。
私は、合間にお互いの両親へ連絡。
待たされている側も気が気ではないため、少しでも安心してもらえるように連絡してあげよう。
おわりに
「立ち合い出産」には、それぞれのメリット・デメリット、夫婦間の覚悟が必要となる。
それでも私は、「立ち合い出産」をおすすめする。
お互い(特にママ)に大変だが、出産を乗り越えた後の達成感や感動は、ママパパとして込み上げてくるものがある。
パパとしては、親としての自覚がより芽生えて、
「仕事と家庭、頑張っていこう!」
「大切な家族を守って行こう!」
と自覚。
我が子がこれからどのような人生を歩んでいくのか楽しみ。
独り立ちするまでは、責任もって育て上げるが、そのあとは彼(彼女)の人生。
後悔のない人生を歩んでもらうためにも、やりたいことをさせてあげたい。
そのためにも、まずは親であるママパパが奮起して一緒に人生戦略を立てていこう。
「里帰り出産」についても併せて検討しよう。下記の記事にまとめているのでぜひ一読あれ。
ばいびー